結論から言えば、
・お互いのプレイヤーにはゲームを正しく進める義務がある。
・強制能力を忘れていた場合には、気づいた段階でそれがスタックに乗る。
・may能力や選択を含む能力なら選択しなかったことになる。
っていう以前のルールの方が好きだった。というかこれが染み付いてしまってる。

今のルールが気に入らない理由を考えてみたんだけど、一番大きいのはゲームとして正しくない状態でプレイしたくないって言うのがある。
だからGP横浜では、PtE撃って相手がサーチしなかったらそのまま何も言わずに進めたし(ラウンド終了時教えてあげたけど)、相手がヴェンディリオンで自分対象にして唯一のハンドである土地を公開してきても、ジャッジ呼んで対象変更認めさせなかった。(同じ人。それでも俺は負けたけど。)相手のミスにつけ込むことの嫌悪感はそれほどないんだと思う。自分も大ポカしてよく負けるし。
その一方で、相手が狩り達の変身忘れてた時は、それが自分に有利か不利かを考える前に指摘してた。上との違いはゲームとして正しい進行かどうか。そこが基準になってるんだと思った。

だいたい、誘発忘れ以外の状況でゲームが誤った状態になった場合は巻き戻すんでしょ?
PTで、悪鬼の狩人ブリンクして同じ生物再び追放したときは、ターンエンドからターンまたいでドローステップ入ってたけど、巻き戻してた。(ちなみに誘発時に対象として存在しないため不可能な動き。)
今回の準決勝の大規模なやり直しだって同じ信念に基づくものでしょう。
能力誘発の場合だけ特別で、忘れて誤った盤面になったとしても完全に無かったことになるっていうのは甚だ違和感。

まあ、でも以前のルールに欠点があるっていうのも分かる話で、誘発忘れに気づいてジャッジに申告しても自分が損するだけという仕組みは、そりゃ申告する気なくすよね、とは思う。
それもいわゆる失効能力を指摘してルール上正しい状態に訂正された結果として不利になるという点はともかく、たいして盤面に影響がないのを指摘して、その結果両者警告っていうのは、どうも指摘するインセンティブを著しく失わせていたと思う。
実際、いつぞやのPWCCで、ターンがだいぶ経った後にゴブリンガイドのめくり忘れに気づいた時、対戦相手にジャッジ呼ぶかどうか聞いたら「警告欲しいの?」と言われて黙っってしまったもの。

そこらへんを改善するんだったら、誘発忘れの処理は以前のままにして、対戦相手の誘発忘れを指摘した場合は指摘したプレイヤーはお咎めなしとかにすれば良かったんじゃないかな。自分の誘発忘れを申告した場合は両者警告なのは変わらずとして。
こうすれば、たとえ気づいたのが自分の不利になる誘発だったとしても、先に指摘すれば自分が警告食らうことは回避できるから、多少なりとも指摘の動機になりうると思う。

過失か故意かわからないから罰しないし、無かったことにするというのは、どうも違うと思いました。
以上駄文。

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